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14歳
就職活動が無事終了した私は
ここ2週間ほどお笑いDVD漬けです。
TSUTAYAに通いまくって、
本当に片っ端から借りては見ている状態です。
そんな中で千原兄弟さんのDVDを初めて見て、
すごい衝撃を受けました。
こんなすごいものを今まで知らなかった私は本気で
・・・どこまで阿呆かと、思うくらいの衝撃でした。
そして強く興味をひかれた私は
割と最近出たジュニアさんの「14歳」という本を読んでみたわけです。

これまたすごい。
言葉で表現できません、このすごさ。
ただ感動したとか、面白かったとか、
そういう言葉は相応しくないような気がするんです。
いや単純に面白かったでいいとは思うんですが・・・。
これを書くことが出来るジュニアさんはやっぱりすごいと思います。

一応自伝的な小説ということですかね。
だからジュニアさんの14歳の頃の話ということになるわけですが
小説だから全てが完全に事実とは言い切れないかもしれないけれど
限りなくそれに近いように思います。

文体が14歳なんですよ、それがまずちょっとした衝撃でした。
14歳の少年の言葉なんですよ。
文字の選び方まで14歳そのものなんです。
読む前まで私は、普通に振り返る形で書かれた小説だと思ってたから
あーこういう形で書くのか・・・・・・と思って
もちろんすんなり受け入れられるんだけど。

過剰な自意識に過剰になってる、そんな感じです。
14歳って、誰でも自意識過剰だと思うんだけど
自分が自意識過剰になっていることに過剰に対峙している
そんな感じがしました。
私もうまく表現できないんだけど・・・。


以下はネタバレ含む感想になりますので
読みたい人は読まない方がいいかもしれません。
でも別に私の感想程度の言葉では
全然内容について説明なんかできないんですけれども。







これが全て事実だという前提で一応感じたことを書きます。

全てはめぐり合わせなんだなと思いました。
そういうことって誰の人生にもあるんだろうけど、
ジュニアさんの人生の中では、あのギリギリのところで
お兄さんが見つけてくれたことがまさにそれだったんだと思います。
自分のリングを探していて、
探すための手段として部屋の中にひとりでい続けることを選んで、
でも見つからなくて、時間だけが経って、
もしかしてこれは違うんじゃないかとか、
でも今更どうすることもできないとか、
そういういろいろぐちゃぐちゃしてきてしまった中で
お兄ちゃん、が、出した手をつかんで
たまたま1番目が当りだった。
それってすごいことだと思いますよ。本当にすごいことですよ。

この本を読んでいると、
お兄さんがすごくかっこよく描かれているなあと思います。
いや、だからかっこいいんだろうなと思うわけですよ。
いろんな大人に悲しい顔をされたりいやな顔をされたりしている弟を
面白いと思って笑っているお兄さん。
いきなり養成所に弟を連れてって、明後日までにネタを書いて来い
というお兄さん。
ぶっとんでるけど、かっこいい。
お兄さんには見えていたんだろうな。と、思う。

ジュニアさんって頭いいんだなということを言うと
当たり前すぎる言葉で、だからなんか気持ち悪くて言いたくないけど
でも、頭いいんだなと思います。
脳の吸収力が半端じゃないんだと思います。
よく知らないけど、青い中学校に3ヶ月の勉強で入ってるあたりからしても
脳がなんでもすいすい受け入れてしまうんじゃないかと思う。

人の感じ方はそれぞれだから
何ともいえないといえばそうだけど、
私は好きです。
別に危ないところも病んでるようなところもないと思う。
だって、誰でもがぼんやりと感じているようなことを
言葉にして、形にしてしまっただけで
むしろかなり健全なんじゃないかと思いました。

「人よりも早く自分のリングを見つけてしまっただけだ」という言葉が
すごく好きです。
それは、自分を人と比べることではなくて
自分自身と向き合うことでしかないからです。
他の人がリングを見つけるかどうかとかは全く関係なくて
でもきっと誰にでも戦うべきリングはあって
自分はそのリングを見つけたというだけのことを言ってるから。

学校の中や他者との比較の上でしか自分の存在を認められないような
ところが、14歳っていうか中学生の頃にはあると思うんですが
そうじゃなかったんだなと思いました。
パジャマの自分を不思議な目で見る大人や
青い制服を着た途端態度が変わる大人
悲しい顔をするお母さんや
鉛筆を削るためだけのナイフに怒る先生
そういうことの一切に不快を感じながらも
自分の手段にそれからの影響を受けないように受けないようにしている。
自分が、見つけるかどうかということが大事で
見つけるためにはこれしかなかった、
だから別に誰が悪いわけでもない。
という考え方は14歳としてもすごいし人としてすごいと思う。


内容とはそんなに関係が無いかもしれないけど、
初めて書いたコントがうけるって、すげえな。
しかも作り方も誰にも何も教わってないのに、
更に2日間しか時間は無かったのに。
やっぱりそのことが、ジュニアさんのリングはそこだったんだという
ことを示していると思う。すごい。
明後日までにネタ書いて来い、というお兄さんも凄いけど
それにこたえたジュニアさんも凄い。
そして初めてのコントがその日の一番になったなんて。
そういうのを才能っていうんだろう、多分。
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